2017年10月アーカイブ

●風邪薬は対症療法?!

風邪をひいたら風邪薬、と思っている方も多いと思います。 
実はこれはあまり正しくありません...。

一般的な風邪薬というのは、総合感冒薬といって、発熱、頭痛、咳、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、関節・筋肉の痛みなどの普通感冒の諸症状を緩和するのが目的であり、風邪が治るわけではありません。いわゆる「対症療法」と言われる症状を抑えるだけのもので、原因治療ではないのです。



2007年のInternal Medicine(日本内科学会機関誌)には、抗炎症薬は風邪症状を軽減するかもしれないが、早く治すどころかむしろ治りが遅くなる可能性があるという研究が掲載されています。

薬で
・重い風邪の症状は三日間で軽減
・活動を制限した日数が2.7日から2.1 日に減り
・症状がすべてなくなるまでの期間が、8.4 日から8.9 日に増えた



風邪というのは、そもそも風邪ウィルスというのがあるのではなく、風邪症状を引き起こす様々なウィルスや、場合によっては細菌によるものもあるのです。 
普通感冒の出た状態を、風邪症候群と言うのです。

ちなみに風邪で処方されるお薬の代表は「抗生物質」ですが、近年厚労省からこのような発表があります。お薬使用の可否はもしかすると、「症状を抑える必要性」と「自分の免疫力を守る」ことのどちらを優先するかという選択かもしれませんね。


●東洋医学的養生法

原因であるウィルスや細菌をやっつけるのは、結局は自分の身体の自然治癒力(免疫力)なんです。

治すのに大事なことは、
・十分な休養
→ウィルスをやっつけてくれる免疫にエネルギーを集中するために、余計なことには使わないようにします。 

・しっかり栄養補給
→
風邪をひくと、食欲が落ちる場合がほとんどですが、エネルギーがないと話になりません。のどを通りそうなものと水分をしっかりとって下さい。どうしても食べたくない時は、経口保水液やスポーツドリンクがオススメです。 


・お風呂→
微熱程度であれば、湯冷めに気をつけシャワーで身体を清潔にして、しっかり寝てくださいね。38度を超えるような高熱(わきの下や内腿などを同時に冷やすのが効果的)でない限り、特に冷やす必要はありません。これはウィルスを退治するために熱が出ているのです。 
おでこを冷やすのは気持ちいいので、精神的に楽になるかもしれません。大切なのは温かくして汗を出して、衣類がぬれたらすぐ着替えることです。


●「風邪に葛根湯」は本当?

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