マラソンとロキソニン

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慢性的な痛みを抱える市民ランナーの方の多くが、(走る時に)ロキソニンを常用しているとききました。
あるお客様がお薬を飲んで走った後、胃の症状で苦しまれて来店されましたので、了解を得て少しご紹介しておきたいと思います。

ロキソニンは「NSAIDs」というお薬の仲間で、「解熱鎮痛薬」と呼ばれるものの多くはこれにあたります。
http://www.hosp.go.jp/~sagami/rinken/crc/nsaids/about/index.html

NSAIDsの副作用として最も多いのが胃・十二指腸潰瘍という報告があります。(よく胃腸薬と一緒に処方されますよね)
http://dr-ohira.jp/2013/12/17/%E9%9D%9E%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E6%80%A7%E6%8A%97%E7%82%8E%E7%97%87%E8%96%AC%EF%BC%88-nsaids-%E7%97%9B%E3%81%BF%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%87%A6%E6%96%B9/

お薬はQOL向上に書かせませんが、使い方によっては意図せずQOL低下に繋がることがあります。ぜひ飲む前に添付文書に目を通してみて下さい。(「お薬の名前」と「添付文書」で検索するとでてきます)

・ロキソニンの添付文書より

1)急性炎症、疼痛及び発熱の程度を考慮し、投与すること。
2)原則として同一の薬剤の長期投与を避けること。
3)原因療法があればこれを行い、本剤を漫然と投与しないこと。

→勝手に飲み続けたりせず、処方して下さったお医者さんに使用目的(マラソン)を相談して適切に、適量を服用して下さいね!


・過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等があらわれることがあるので、特に高熱を伴う高齢者又は消耗性疾患を合併している患者においては、投与後の患者の状態に十分注意すること。

→サロンのお客様は胃腸症状の他、四肢厥冷が見られました。服用後の体の変化にも注意を払って、処方して下さったお医者さんにお伝え下さいね。


・感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染による炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤を併用し、観察を十分行い慎重に投与すること。

→感染がきづかないうちにこじれてしまうということがあるようです。このようなリスクもふまえて、服用するかどうか検討して下さいね。

ちなみにこの場合のツボは、「梁丘」で、胃の急性疾患に使います。お腹が動く音がするまで、軽く押し続けて下さい。

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このページは、shantiが2017年12月 6日 21:59に書いたブログ記事です。

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