症状別の最近のブログ記事

昔お世話になっていた整形外科の先生に、運動器疾患のレッドフラッグ(=整形外科領域の病気・怪我の危険信号の見分け方)について教えてもらいに行ってきました。臨床の現場も見学させていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました!

アメリカの総合病院の整形外科でもインターンをさせていただいたことがありますが、日本の整形外科(開業医)の診療の現場は全く異なっていました。

日本では短時間で問診、診断、薬や治療、リハビリの処方を行わなければなりません。先生の頭の中で、症状から疾患名のカテゴライズがなされていて、条件反射的にさばいて行く感じでした。同時にリスク回避もしながら、治癒に向けて方向性を決め、患者さんと共有する・・・同時にたくさんのことを短時間で行っておられ、臨場感・スピード感に圧倒されました。

改めて、私たちのような業態の役割が見えた気がします。医療と治癒のギャップ(心と体の)を埋める、その為に東洋医学のみならず多岐にわたる情報収集と研究を重ねて、患者さん、お客さんにわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

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この時期に体が重い、だるい、頭がすっきりしないとお悩みの方は、東洋医学では「脾」の働きを高めてあげるようにします。

東洋医学の「脾」は、西洋医学の「脾臓」と同一ではなく混乱されることが多いので、簡単にご説明しますね。

「脾」は膵臓を含む消化器系の司令塔と考えられています。
「胃」と表裏の関係で、どちらかが高ぶると他方は弱ると考えられています。例えば、たくさん食べて胃を働かせすぎると脾の働きが低下します。脾は消化をつかさどる他、水分の代謝や「気」を持ち上げる働きをしています。

つまり「脾」がうまく働かないと、体が重い、だるい、頭がすっきりしないといった症状が出やすいのです。「脾」は湿気に弱く、甘いものの過食でも働きが低下します。
重症になると気分が落ち込む、むくみが取れない、さらには頭痛、めまい、内臓下垂などいずれ「未病」の域を脱してしまいます。

そこで梅雨の時期の養生法はズバリ!

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血糖値管理は空腹時血糖値やHbA1cを見るだけでは不十分だと耳にすることが多くなってきました。心臓・血管の病気につながりやすい、急激に血糖値が上昇する「血糖値スパイク」や、「夜間の血糖変動」といった、血糖値の日内変動を見ていかないといけないということのようです。
そこで、24時間の血糖値を測定することができる機器が注目されていて、しかも価格も安くなってきているとのことですので、参考までにご紹介します。

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この時期におこりやすい不調について、東洋医学の古典ではどう考えるのかと、その治療法をご紹介したいと思います。少し難しいかもしれませんが、治療家の方にもご覧頂けるよう詳しく書いてみます。

暦で小雪(11/13)〜大寒(1/17)頃までを古典(素問)では「終わりの気」と言います。

この時期は太陽寒水なので気候はかなり寒く寒霜が堆積し、雨量が偏多傾向にありますので湿気が増え、陰の気が凝集して水は固まり陽気が遮断されます。こうして腰痛や関節がスムーズに動かなくなると考えます。

またこの時期に冷えの為に経絡の働きが悪くなって悪化するアトピー症状には、腎経を補うのではなく瀉します。

時期によって体を蝕む原因となるものを「時邪」といいます。例えば11/13頃に不調が現れたり、冬至前後から体調が変わったり、などと言う方には時邪と診て以下の様に対処します。

この時期を前半と後半に分けて、治療法が示されています。

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マラソンとロキソニン

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慢性的な痛みを抱える市民ランナーの方の多くが、(走る時に)ロキソニンを常用しているとききました。
あるお客様がお薬を飲んで走った後、胃の症状で苦しまれて来店されましたので、了解を得て少しご紹介しておきたいと思います。

ロキソニンは「NSAIDs」というお薬の仲間で、「解熱鎮痛薬」と呼ばれるものの多くはこれにあたります。
http://www.hosp.go.jp/~sagami/rinken/crc/nsaids/about/index.html

NSAIDsの副作用として最も多いのが胃・十二指腸潰瘍という報告があります。(よく胃腸薬と一緒に処方されますよね)
http://dr-ohira.jp/2013/12/17/%E9%9D%9E%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E6%80%A7%E6%8A%97%E7%82%8E%E7%97%87%E8%96%AC%EF%BC%88-nsaids-%E7%97%9B%E3%81%BF%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%87%A6%E6%96%B9/

お薬はQOL向上に書かせませんが、使い方によっては意図せずQOL低下に繋がることがあります。ぜひ飲む前に添付文書に目を通してみて下さい。(「お薬の名前」と「添付文書」で検索するとでてきます)

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●風邪薬は対症療法?!

風邪をひいたら風邪薬、と思っている方も多いと思います。 
実はこれはあまり正しくありません...。

一般的な風邪薬というのは、総合感冒薬といって、発熱、頭痛、咳、くしゃみ、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、関節・筋肉の痛みなどの普通感冒の諸症状を緩和するのが目的であり、風邪が治るわけではありません。いわゆる「対症療法」と言われる症状を抑えるだけのもので、原因治療ではないのです。



2007年のInternal Medicine(日本内科学会機関誌)には、抗炎症薬は風邪症状を軽減するかもしれないが、早く治すどころかむしろ治りが遅くなる可能性があるという研究が掲載されています。

薬で
・重い風邪の症状は三日間で軽減
・活動を制限した日数が2.7日から2.1 日に減り
・症状がすべてなくなるまでの期間が、8.4 日から8.9 日に増えた



風邪というのは、そもそも風邪ウィルスというのがあるのではなく、風邪症状を引き起こす様々なウィルスや、場合によっては細菌によるものもあるのです。 
普通感冒の出た状態を、風邪症候群と言うのです。

ちなみに風邪で処方されるお薬の代表は「抗生物質」ですが、近年厚労省からこのような発表があります。お薬使用の可否はもしかすると、「症状を抑える必要性」と「自分の免疫力を守る」ことのどちらを優先するかという選択かもしれませんね。


●東洋医学的養生法

原因であるウィルスや細菌をやっつけるのは、結局は自分の身体の自然治癒力(免疫力)なんです。

治すのに大事なことは、
・十分な休養
→ウィルスをやっつけてくれる免疫にエネルギーを集中するために、余計なことには使わないようにします。 

・しっかり栄養補給
→
風邪をひくと、食欲が落ちる場合がほとんどですが、エネルギーがないと話になりません。のどを通りそうなものと水分をしっかりとって下さい。どうしても食べたくない時は、経口保水液やスポーツドリンクがオススメです。 


・お風呂→
微熱程度であれば、湯冷めに気をつけシャワーで身体を清潔にして、しっかり寝てくださいね。38度を超えるような高熱(わきの下や内腿などを同時に冷やすのが効果的)でない限り、特に冷やす必要はありません。これはウィルスを退治するために熱が出ているのです。 
おでこを冷やすのは気持ちいいので、精神的に楽になるかもしれません。大切なのは温かくして汗を出して、衣類がぬれたらすぐ着替えることです。


●「風邪に葛根湯」は本当?

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汗のお話

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暑い日が続いていますので、今日は東洋医学では【汗】をどうみるか、ご紹介しようと思います。どこに汗をよくかくか、汗がどんな出方をしているかで、東洋医学的分類をしてみました。


●汗をかく部位別診断

頭・顔面部(頭汗といいます):
 上焦邪熱・・・肺・心に不要な熱が鬱滞
 中焦湿熱・・・脾・胃などに湿(余分な水)と熱がある

手足(手足心汗といいます)に多汗:
 陰経鬱熱・・・陰の経絡(腎、脾など)に熱が鬱滞
 陰虚・・・陰(熱を冷ます物質)の不足
 脾胃湿熱・・・脾・胃に湿(余分な水)と熱がある

半身(患側は無汗):
 痰濁・・・体内の不要な湿(水)が鬱滞
 瘀血・・・どろっとした栄養できない血


*肺・脾・腎等の五臓は、西洋医学の肺・脾臓・腎臓とイコールではありませんので、ご注意下さい。東洋医学の臓腑は、物理的な臓器と生理的な作用を含めて肺・脾・腎などと読んでいます。区別する為に「腎臓」(=西洋医学)、「腎」(=東洋医学)というように表記します。
 

●汗の出方による分類

汗をかきやすい・・・熱症、気虚症
汗をかきにくい・・・寒症

*○○症というのは、東洋医学の診断名(体質/体調)です。

(ここからは中級者向けです。興味がある方はご覧下さい!)

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通勤・通学の途中で、試験の前に、大事な会議の前に、旅行先で、急におなかが痛くなりトイレに駆け込む、慌ててトイレを探す。
大事な場面でなぜかおなかを下してしまう...。

こんな経験を繰り返す方は、下痢型のIBS(過敏性腸症候群)という病気かもしれません。


詳しくはこちら


IBSはうつ病や不安障害の人に多く、うつ病や不安障害を将来発症するリスク因子であることがわかっているそうです。
これらの精神疾患にも、IBSにも、腸内細菌が関与している可能性があることがわかってきています。

将来的には腸内細菌を標的とした治療の可能性があるようですが、現在、自分でできる具体的な方法として「プロバイオティクスを摂取する」ことが、有効そうです。

プロバイオティクス(Probiotics)とは、

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梅雨の大敵「痰湿」

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東洋医学では、体内において「気」「血」とともに人体を構成し、生命を維持する大切な水分を「津液=水(すい)」とよんでいます。この一部は「血」になるため「血」の原料でもあります。

津(しん):さらさら→体外にでると、汗、涙、唾に
液(えき):ねばねば→体内で関節、臓腑、脳などを潤す

この津液が停滞したり、凝集(かたまったりあつまったり)すると生理作用が発揮できずに、体に不要な「病理産物」に変化します。これを「痰湿(たんしつ)」と呼びます。

痰湿は体や頭の重だるさ、浮腫のもとになります。
このような状態の方の舌は胖大になり、べとっとしたコケ=膩苔が舌の上に付着し、滑脈と言われる玉が転がるような脈になります。

では痰湿の特徴や対策について、詳しく見ていきましょう。

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コレステロールに関する値について、整理しておきます。

・L/H比   LDLとHDLの比(L/H比)が血管の健康にとても重要だと言われています。
L/H比 :状態
1.5以下 :健康
1.5~2.0 :コレステロールの沈着が起こるリスクあり。注意が必要。
2.0~2.5 :コレステロールの蓄積が増えて、動脈硬化が疑われる。
2.5以上 :血栓ができている可能性あり。心筋梗塞のリスクも!


・総コレステロール
■女性 今までの正常範囲 140〜199mg/dL
    改定後の正常範囲 30〜44歳:145〜238mg/dL
             45〜64歳:163〜273mg/dL
             65〜80歳:175〜280mg/dL
■男性 今までの正常範囲 140〜199mg/dL
    改定後の正常範囲 151〜254mg/dL

総コレステロール値の成人女性の平均値は207.2mg/dLで、男性は196.6mg/dLでした。女性は男性に比べて、もともとHDLコレステロールが高い傾向にあるため、総コレステロールも高くなります。


・LDLコレステロール値
■女性 今までの正常範囲 60〜119mg/dL
    改定後の正常範囲 30〜44歳:61〜152mg/dL
             45〜64歳:73〜183mg/dL
             65〜80歳:84〜190mg/dL
■男性 今までの正常範囲 60〜119mg/dL
    改定後の正常範囲 72〜178mg/dL

男女ともに正常となる範囲が拡大され、基準が緩くなっています。


・LDLコレステロール値の計算
総コレステロール値-(中性脂肪値÷5)-HDLコレステロール値
注意:中性脂肪数値が400mg/dl以下であることが条件となります。


コレステロールに関する数値については、立場による見解の違いなどで色々意見が分かれるようです。そこでその背景を知る為に、これまでの経緯について、少しご紹介しておきます。

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